埼玉新聞

 

地上に降りた天の川 杉戸の古利根川に流灯 今年で29回目、250基が1キロにわたって連なる 係留され観覧は6日まで

  • 川面に浮かぶ流灯=3日夜、杉戸町の古利根川河畔

    川面に浮かぶ流灯=3日夜、杉戸町の古利根川河畔

  • 川面に浮かぶ流灯=3日夜、杉戸町の古利根川河畔

 杉戸町の古利根川河畔で3、4日、町を代表する夏の風物詩「古利根川流灯(りゅうとう)まつり」が開かれ、夜の川面を照らす光の帯に大勢の見物客が酔いしれた。

 川を生かした地域活性化を目的に同実行委員会が主催し、今年で29回目。1畳ほどの大型流灯約250基が1キロにわたって連なる光景は「地上に降りた天の川」とうたわれる。闇が深くなるにつれ流灯の輝きは増し、企業や商店、自治会などの絵柄がくっきりと浮かび上がるように。護岸に並んだ見物客らは「きれい」「すごいね」などと歓声を上げていた。

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