埼玉新聞

 

光の三原色について学ぶ 小学生が紙コップで万華鏡づくり 光をシートに当てて色の変化を実験 星形やハート形など個性豊かな万華鏡に

  • 自作の万華鏡をのぞいて模様を見る参加者(右)と講師=29日午前10時50分ごろ、さいたま市南区の文蔵公民館

    自作の万華鏡をのぞいて模様を見る参加者(右)と講師=7月29日午前10時50分ごろ、さいたま市南区の文蔵公民館

  • 自作の万華鏡をのぞいて模様を見る参加者(右)と講師=29日午前10時50分ごろ、さいたま市南区の文蔵公民館

 理科の楽しさを伝え、学んだ基本原理と製品のかかわりなどを知ってもらおうと、三菱電機関越支社は7月29日、さいたま市南区の文蔵公民館で、「みつびしでんき科学教室」を開いた。

 科学教室には同市内の小学生約15人が参加した。子どもらは赤、青、緑それぞれの光をシートに当て、色がどう変化するか実験。光の三原色について学んだ。

 その後、子どもらは紙コップやマジック、画用紙などを用いて光万華鏡を作成した。万華鏡は、底に針で穴を開け、反対側からのぞいて光を見ると、模様ができる仕様で、穴の開ける場所や形によって模様が変わるという。子どもらは丁寧に針で穴を開け、星形やハート形など、個性豊かな模様の万華鏡を工作していた。

 同支社総務部総務課の大石果歩さんは「工作としての楽しさを知ってもらい、これがきっかけとなって技術者が将来の選択肢の一つになってもらえればうれしい」と語った。

ツイート シェア シェア