覆面パトカーで緊急走行中に交差点でバイクと衝突、運転していた男性を死亡させたとして、大阪府警は5日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、交通機動隊の男性巡査部長(37)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。検察に刑事処分の判断を委ねる「相当処分」の意見を付けた。
書類送検容疑は、5月20日午前11時10分ごろ、信号無視した車を追跡するため大阪市中央区谷町5丁目の交差点に進入した際、右から直進してきたバイクに衝突。バイクに乗っていた男性を死亡させた疑い。
府警によると、パトカーは赤色灯を点灯させサイレンを鳴らしていたという。