詐欺はがき信じた54歳女性、700万円被害 2回に分けて現金送付、電話の男と連絡取れず通報/伊奈
2019/01/07/00:00
上尾署は6日、伊奈町の女性会社員(54)が架空請求詐欺で現金700万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、2018年11月28日、女性方に「消費料金に関する訴訟最終告知」などと記載されたはがきが届き、女性は翌日、指定の連絡先に電話した。法務省管轄支局訴訟最終告知通達センター職員を名乗る男から「少額の債権が流れている。期日が迫っている」「200万円を宅配便で送ってもらえますか」などと言われた。信じた女性は12月12日、伊奈町内のコンビニエンスストアで指定の宛先に現金200万円を送付した。さらに弁護士を名乗る男から「相手の請求額より多く支払えば強い立場になる。取り下げられますよ」などと言われ、12月18日にさいたま市内の配送センターで指定の宛先に現金500万円を送付した。
その後、弁護士を名乗る男と電話で連絡が取れなくなったことを不審に思い、女性は今月6日、同署に通報した。