埼玉新聞

 

8人が食中毒、レバーの鶏刺しなど食べる…カンピロバクター検出 草加の飲食店を営業停止に

  • 草加保健所=草加市西町

 3日間の営業停止処分 草加保健所は8日、食中毒を発生させたとして、草加市氷川町の飲食店「鳥の坊」を食品衛生法に基づき同日から10日までの3日間、営業停止処分にしたと発表した。

 県食品安全課によると、3月26日に同店で一緒に食事をした男女14人のうち、20~40代の8人が同28日早朝から下痢や腹痛の症状を訴えた。

 同保健所で検査し、4月8日時点で2人の便から食中毒の原因となるカンピロバクターを検出。共通の食事が同店に限られることなどから、同店の食事が原因の食中毒と断定した。発症者のうち5人が病院を受診し、全員快方に向かっているという。

 同課によると、原因食品は不明だが、発症者は鶏刺し(レバー、ハツ、ささみ、砂肝)などを食べていたという。

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