埼玉新聞

 

ミニカーなど盗む 容疑の無職男を追送検 これまでに住宅に侵入する窃盗20件を確認 「遊ぶ金欲しさに泥棒」と話す60歳 徒歩や車で徘徊し、留守宅狙い空き巣

  • さいたま市内で盗まれたミニカー(県警提供)

    さいたま市内で盗まれたミニカー(県警提供)

  • さいたま市内で盗まれたミニカー(県警提供)

 上尾市などで一般住宅に侵入し窃盗を繰り返したとして、県警捜査3課と上尾署、大宮署の合同捜査班は6日、住居侵入、窃盗などの疑いで同市瓦葺、無職の男(60)=窃盗罪などで公判中=をさいたま地検に追送検した。合同捜査班はこれまでに窃盗など20件(被害総額約224万円)を確認、うち17件を追送検し、捜査を終結した。

 追送検容疑は2022年9月下旬~24年4月20日ごろ、上尾市やさいたま市見沼区、北区、蓮田市の一般住宅など17カ所に侵入し、現金計49万円と約200ドルの米国紙幣や商品券10枚(額面計約1万円)を盗んだ疑い。「遊ぶ金欲しさに泥棒していた」と容疑を認めているという。

 同課によると22年ごろから上尾市などで同様の窃盗被害が散発。今年4月20日に男を住居侵入の疑いで、現行犯逮捕していた。男は徒歩や親族名義の車で徘徊(はいかい)し、住人が留守の住居を狙い空き巣に及んでいたとみられる。今年4月15日には、さいたま市見沼区の住居に空き巣に入り、ミニカー約500点を盗んだという。

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