2025年大阪・関西万博の子ども無料招待事業を巡り、大阪メトロは7日、混雑緩和のため会場まで運行する専用列車での輸送計画素案を発表した。夏休みまでの平日、午前9時半~10時40分ごろを想定。1本当たり最大800人、1日計1万人を輸送できる。特別経路のため、所要時間は通常の倍程度になる。
日本国際博覧会協会(万博協会)と大阪府、大阪市が市内で開いた会議で明らかにした。来場を希望する府内の児童らは7月2日時点で約68万人。来場手段に地下鉄を挙げたのはうち約21万人となっている。移動に伴う混雑や引率する教員の負担を軽減するため、府市は専用列車運行の検討を表明していた。