【速報】西武新宿線が運転見合わせ…本川越駅で冠水 東武東上線の駅付近、車両4台が水没 冠水が相次ぎ「車から出られない」 JR八高線も遅れ 県庁屋上で火花が散って損壊…落雷か 埼玉3万6540軒が停電
2024/08/07/21:58
埼玉県警小川署によると、嵐山町の東武東上線武蔵嵐山駅西口で7日午後6時10分ごろ、道路冠水により車両4台が水没したが、人的被害はなかった。また、東松山市内でも各所で膝下くらいまでの冠水が発生し、「車から出られない」などの通報が警察や消防に寄せられた。川越市内でも車の水没や道路冠水に関する通報が複数件あった。
西武鉄道によると、西武新宿線は午後6時25分ごろ、本川越駅の冠水により、狭山市―本川越駅間で運転を見合わせた。午後8時35分現在も運転を見合わせている。
JR八高線も運転を見合わせ、バスによる代行輸送を実施した。
このほか、JR、私鉄各路線で運行に影響が出た。
また、さいたま市浦和区の県庁第三庁舎では同日夜、落雷の影響とみられる外壁の損壊が確認された。目撃者の30代男性が付近を歩いていたところ、突然第三庁舎の屋上で火花が散り、直後に外壁の一部とみられる物が落ちてきたという。「まさか目の前で雷が落ちると思わなかった」と驚きを隠さなかった。
東京電力パワーグリッドによると、午後7時10分ごろの時点で、県内3万6540軒が停電した。停電件数が多かったのは朝霞市(1万4820軒)、新座市(1万240軒)などだった。