埼玉新聞

 

小麦とスポーツPR 熊谷駅と籠原駅に階段アート登場 観光協会制作のキャラクターとスポーツ選手が図柄に 来年3月まで掲出予定

  • 南口に掲出した市内スポーツチームの階段アート=熊谷市筑波の熊谷駅

    南口に掲出した市内スポーツチームの階段アート=熊谷市筑波の熊谷駅

  • 北口に施されたキングウィート

    北口に施されたキングウィート

  • 南口に掲出した市内スポーツチームの階段アート=熊谷市筑波の熊谷駅
  • 北口に施されたキングウィート

 熊谷市は市内の観光資源をPRするため、熊谷駅と籠原駅に階段アートを施した。観光振興を目的としたデザインは2023年度から始まり、本年度が2年目となる。

 図柄は、市観光協会が制作したキャラクター「キングウィート」、市内に拠点を置くプロなどトップクラスのスポーツチームの2種類。キングウィートは「麦王」と呼ばれ、麦作の農業改良に貢献した熊谷市出身の権田愛三の末裔(まつえい)という設定で、本州有数の小麦生産を誇る熊谷の地元グルメ「熊谷肉汁うどん」の周知に活用されている。スポーツチームのデザインは、埼玉パナソニック(ラグビー)の山沢京平選手、ちふれ埼玉(サッカー女子)の大沼歩加選手、アルカス熊谷(ラグビー女子)の谷口令子選手、埼玉武蔵(野球)の町田隼乙選手の写真を組み合わせた。

 熊谷駅、籠原駅ともに、北口にキングウィート、南口にスポーツチームの階段アートを張っている。来年3月28日まで掲出される予定。市商業観光課は「試合観戦などで、多くの人に熊谷を訪れていただきたい」と呼びかけた。

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