7月の世界平均気温は史上2番目 EU機関発表、16・91度
2024/08/08/14:50
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は8日、今年7月の世界平均気温が16・91度で、1940年からの観測史上、2番目に高い月だったと発表した。最高記録である昨年7月の16・95度は下回った。
月ごとの最高記録は、今年6月まで13カ月連続で更新してきたが、途切れた。
産業革命前と同程度とされる1850~1900年の7月の推定平均気温と比べ1・48度、高かった。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では、年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1・5度に収めることが目標。今年7月まで12カ月間の平均気温の上昇幅は1・64度。