埼玉新聞

 

美容医療「ハイフ」で熱傷、提訴 サロン側に損賠415万円請求

  •  ハイフによるやけどの写真を示して、記者会見する弁護団長の川見未華弁護士(左)ら=8日午後、東京都内

     ハイフによるやけどの写真を示して、記者会見する弁護団長の川見未華弁護士(左)ら=8日午後、東京都内

  •  ハイフによるやけどの写真を示して、記者会見する弁護団長の川見未華弁護士(左)ら=8日午後、東京都内

 エステサロンで医師免許のないスタッフによる高密度焦点式超音波(HIFU、ハイフ)を用いた違法な施術で脚にやけどを負ったとして、東京都の20代女性会社員が8日、サロンの運営会社に約415万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 ハイフは超音波を皮下組織深部に照射して高熱を与える施術で、たるみの改善や痩身に効果があるとされる。訴状によると、女性は2021年、両脚にハイフの施術を受け、左太もも内側に点線状のやけどを負い、治療後も複数の痕が残ったという。

 運営会社は取材に「訴状が届いていないので、コメントは差し控える」としている。

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