【ソウル共同】東日本大震災被災地の宮城県と能登半島地震被災地の石川県の高校生計18人が8日、ソウルで現地高校生と交流した。日韓の文化を話題に友好を深めた。在日本韓国大使館が被災地の高校生を応援しようと2013年に始めた事業で、今年で9回目。
宮城県の仙台第一高の蘓武康明教頭は「被災した時、人と人とのつながりに助けられた。若い世代の交流は両国の関係を深め互いを支える力になる」と日韓の参加生徒に語った。
被災地の高校生は、ソウルの大一観光高で日本語を学ぶ女子生徒約30人と交流。同校が韓国の人気ドラマの撮影地に使われたことを話題に盛り上がった。