宮崎県で震度6弱を観測した地震で、JR九州は8日、線路や設備の点検のため、九州新幹線と西九州新幹線の全線で一時運転を見合わせた。在来線は宮崎県内を中心に運休となった。
宮崎空港では一時滑走路が閉鎖され、発着便に影響が出た。地震発生時に飛行中だった大阪発の全日空便や羽田発のソラシドエア便はそれぞれ目的地を変更。複数の便で欠航が出た。
神戸―宮崎を結ぶ宮崎カーフェリーは8日の宮崎発の便を欠航した。
JR西日本は、南海トラフ巨大地震の注意情報が発表されたことに伴い、御坊―新宮間での特急「くろしお」を上下線で運休とし、9日以降も継続すると発表した。