能登半島地震に伴う火災で大半が焼失した石川県輪島市の「輪島朝市」の復興に向け、朝市組合などの若手メンバーらによる検討会が9日開かれ、「能登の里山里海文化を体験できる朝市通りを目指す」などとする復興案の最終報告がまとまった。今後、市に提出し、復興計画に盛り込まれる。
メンバーは朝市組合と、朝市があった本町通りの商店街振興組合に所属する事業者。3グループに分かれ、それぞれ作成した計画案を披露した。
実家が朝市通りで洋服店を営んでいた小浦友行さん(45)は「観光で来た人と地元住民がお互いに過ごしやすいエリアを目指す」と説明した。