福島県を訪れた秋篠宮家の次女佳子さまは11日、2011年の新潟・福島豪雨で被災し、22年に全線復旧したJR只見線を視察された。郷土写真家から説明を受けたほか、山あいを走る「秘境路線」の利活用に向け取り組む「只見線こども会議」のメンバーと懇談。列車が汽笛を鳴らし鉄橋を通過すると、メンバーからもらった自身の似顔絵などが描かれた旗を振り、笑顔で見送った。
懇談した中学2年角田杏さん(13)らによると、「目標は世界一応援される鉄道にすること」と伝えたところ、佳子さまは「インターネットなどでも拝見できるので、私も応援していきます」と応えたという。