携帯に届いたメッセージで…49歳女性2870万円被害 「専門書」と書きコンビニ配送サービスで現金送る
2021/08/27/00:00
越谷署は26日、越谷市の女性(49)が架空請求詐欺に遭い、現金2870万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、6月9日、女性の携帯電話に「利用料金の支払い確認が取れない」などと記されたメッセージが届き、連絡先に電話したところ、セキュリティ協会職員を名乗る男に「スマートフォンがハッキングされている」「300万円の保険に加入した方がいい」などと言われた。女性は同30日までに金融機関の自動現金預払機(ATM)から4回にわたり計170万円を振り込み、さらにコンビニエンスストアの配送サービスから5回にわたり計2700万円を送った。
女性の口座の不審な動きに気付いた金融機関職員が通報した。現金を配送する際、女性は中身について現金ではなく「専門書」と記すよう指示されていたという。