埼玉新聞

 

埼玉にあった大絶景“花火大会”16日に開催へ 圧倒的な迫力の秘密、じつは山々に音が反響する地形だった 閉校した学校屋上から花火堪能、有名になりつつある街の代表イベント

  • 校舎屋上から鑑賞できる「おがの花火大会」=2022年8月16日撮影、小鹿野町飯田の旧三田川中学校

    校舎屋上から鑑賞できる「おがの花火大会」=2022年8月16日撮影、小鹿野町飯田の旧三田川中学校

  • 校舎屋上から鑑賞できる「おがの花火大会」=2022年8月16日撮影、小鹿野町飯田の旧三田川中学校

 2015年度に閉校した小鹿野町飯田の旧三田川中学校で16日、「第3回おがの花火大会」が行われる。大自然に囲まれた校舎屋上の特別席や校庭から眺められる約1200発の花火は、山々に音が反響し、圧倒的な臨場感が味わえる。

 小鹿野の新たな夏の風物詩を設けようと、西秩父商工会青年部が企画し、今年で3年目。昨年は千五百人ほどが訪れ、町を代表する花火大会として定着しつつある。午後2時半から開場し、同町発の大道芸ユニット「墨鹿屋(すみろくや)」によるサーカス体験などのイベントも行われる。花火打ち上げは午後7時半から1時間実施予定。

 入場は無料で、屋上観覧席は1人税込み千円。荒天の場合は17日に順延する。同青年部担当者は「地域外の方も足を運んでいただき、夏の絶景に酔いしれてほしい」と来場を呼びかけている。

 問い合わせは西秩父商工会(電話0494・75・1381)へ。
 

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