川越市出身の漫画家で昨年12月に他界した花村えい子さんの作品をイメージするフラワーアートが、同市小ケ谷の最明寺にお目見えした。手水鉢に鮮やかな花を浮かべ、花村作品を表現している。
川越市立美術館で開催中の花村えい子回顧展とのコラボ企画。市内のフラワーデザイナー中尾景子さんが手掛け、ガーベラやバラ、コスモスなどを浮かべている。
「花村先生の少女漫画らしく、かわいらしい、目を引く色味の花を使っている」と中尾さん。
山門と絵馬掛け所の手水(ちょうず)鉢に計3点展示。ほかにも手水鉢を彩る2点のフラワーアートを境内で楽しめる。作品は毎週金曜日に入れ替え、9月12日まで。