真夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」が12日夜から13日未明にかけて出現のピークを迎えた。国立天文台によると、月は12日深夜までに沈んで月明かりの影響がなくなり、観測するには3年ぶりの好条件となった。
沖縄県国頭村の辺戸岬では多くの人がレジャーシートの上であおむけになったり、カメラを構えたりして天体ショーを見守った。星が長い尾を引いて夜空を駆け抜けると歓声と拍手が湧いた。
新潟県胎内市の胎内自然天文館では、深夜0時ごろから雲の合間に1時間に7、8個の流れ星を観測できた。友人と3人で訪れた地元の男性は「何個も見ることができた」と満足げな様子だった。