埼玉新聞

 

ペルセウス座流星群が出現ピーク 月明かりなく3年ぶり好条件

  •  「ペルセウス座流星群」が出現のピークを迎え、山口県長門市の川尻岬で見られた流れ星=12日午後10時12分(8秒露光)

     「ペルセウス座流星群」が出現のピークを迎え、山口県長門市の川尻岬で見られた流れ星=12日午後10時12分(8秒露光)

  •  「ペルセウス座流星群」が出現のピークを迎え、山口県長門市の川尻岬で見られた流れ星=12日午後10時12分(8秒露光)

 真夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」が12日夜から13日未明にかけて出現のピークを迎えた。国立天文台によると、月は12日深夜までに沈んで月明かりの影響がなくなり、観測するには3年ぶりの好条件となった。

 沖縄県国頭村の辺戸岬では多くの人がレジャーシートの上であおむけになったり、カメラを構えたりして天体ショーを見守った。星が長い尾を引いて夜空を駆け抜けると歓声と拍手が湧いた。

 新潟県胎内市の胎内自然天文館では、深夜0時ごろから雲の合間に1時間に7、8個の流れ星を観測できた。友人と3人で訪れた地元の男性は「何個も見ることができた」と満足げな様子だった。

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