埼玉新聞

 

鹿児島の地下壕は魚雷施設拠点 九州最大級、治山工事で発見

  •  鹿児島県垂水市の「浜平地下壕」の内部。構造物を置いていたとみられる痕跡もある(垂水市教育委員会提供)

     鹿児島県垂水市の「浜平地下壕」の内部。構造物を置いていたとみられる痕跡もある(垂水市教育委員会提供)

  •  鹿児島県垂水市の「浜平地下壕」の内部。構造物を置いていたとみられる痕跡もある(垂水市教育委員会提供)

 治山工事中に見つかり、調査が進められていた鹿児島県垂水市の「浜平地下壕」が、太平洋戦争中に旧日本軍によって軍事施設として造られ、魚雷整備の拠点となっていたことが分かった。総延長は約1・75キロあり、九州最大級とされる。市教育委員会は戦争遺構として保存し、公開することを検討している。

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