埼玉新聞

 

イチジクの出来栄え確認 出荷量が埼玉県内一、川島町で出荷基準の統一図る 収穫は10月下旬ごろまで

  • 組合員が持ち寄ったイチジクの「目揃え会」の様子=26日午後、川島町のJA埼玉中央東部営農経済センター

 イチジクの出荷量が県内一を誇る川島町いちじく生産組合(岡部政一組合長)は26日、同町上八ツ林のJA埼玉中央東部営農経済センターで「いちじく目揃(ぞろ)い会」を行い、出荷基準の確認をした。

 安定した出荷と品質の向上を目指して実施。組合員が持ち寄ったイチジクの色、形、大きさなど、出来栄えを確認、出荷基準の統一を図った。

 今年は8月11日から出荷を開始、収穫は10月下旬ごろまで続き、東京の大田市場などへ出荷されるという。

 同組合は2006年に設立された。現在の組合員は21人。約2・9ヘクタールの畑で品種「桝井ドーフィン」を露地栽培。昨年の出荷量は約27トンだった。

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