埼玉新聞

 

<高校サッカー>川口青陵、11得点の大勝で1次予選を突破 豊岡、秩父など決勝T進出の28校が決定

  • 川口青陵―大宮光陵 後半38分、川口青陵の大沼(右)がヘディングで自身3点目となるゴールを決める

 (29日・大宮光陵高校ほか=埼玉新聞社など後援)

 1次予選最終日は各組の代表決定戦を行い、決勝トーナメントに進む28校が決定した。

 X組は川口青陵が大沼と小出のハットトリックなどで大宮光陵に11―0で大勝した。N組の所沢中央、R組の豊岡、α組の秩父はそれぞれPK戦を制し、1次予選を突破した。

 決勝トーナメントは、県高校総体優勝の正智深谷や同準優勝の武南など1次予選を免除されていた24校を加えた52校で実施。組み合わせ抽選会は9月7日に行われ、10月9日に開幕する。

■強い思い 猛攻11得点/川口青陵

 ゴールへの執着心を見せたX組の川口青陵が、11得点の猛攻で1次予選を突破した。松浦監督は「立ち上がりに点が入り、リズムをつかめた」と内容に合格点を与える。前半2分に小山、同4分に大沼が得点し、試合を掌握した。

 収穫ある大勝だった。ワントップの大沼がハットトリックの活躍。日頃はベンチスタートという大沼は「絶対に3点取りたかった。自主練習の成果を出せた」と胸を張った。他の選手もボールを持てば常にゴールを意識。サイドバックでありながら3得点を記録した主将の小出は「強豪にも通用するようポゼッション(サッカー)をやっていきたい」と話した。

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