朝霞署は30日、朝霞市の無職男性(91)が現金1339万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、7月14日午後1時ごろから、男性方に男から数回、「喫茶店で商談する予定だったが、上司がトイレに行っている間に手形などの入ったバッグが盗まれた」「上司も母親の生命保険を解約した。親父もお金を用意してくれないか」と電話があった。富士見市に住む長男(56)と思い込んだ男性は8月16日までに、自宅近くの路上で計4回にわたり、長男の同僚を名乗る20歳前後の男女3人に現金を手渡した。
同月24日、不審に思った男性が長男の携帯に電話を入れたため詐欺と分かった。