さいたま市は30日、新型コロナワクチンのインターネット予約受け付けシステムにデータを誤って二重登録し、接種を申し込んだ市民517人分の予約が無効になったと発表した。
市によると、無効となったのは23日から受け付けを開始し、9月27日~11月7日まで南区の医療機関1カ所で接種を予約した分。8月17~19日、医療機関側から送られてきた接種の「予約枠希望シート」を、委託業者が誤って二重登録した。24日に医療機関から指摘があり、誤登録が分かった。
市は「業者が確認作業を怠った」としており、対象者に連絡し、謝罪の上、対応するとしている。