ＪＲ東日本は、8月16日－17日にかけて、台風7号の影響により東日本の一部エリアで大雨や風の予報が出ているため、影響を受ける路線、区間では運転を取りやめる可能性があるとしている。利用客に気象情報や最新の運行情報の確認を呼びかけている。県内では高崎線、宇都宮線、京浜東北線、武蔵野線、埼京線など。

　また同社は15日、台風7号接近による大雨および強風が見込まれる影響で旅行を見合わせる場合、一部の路線、線区を発着または経由する使用開始前の切符は手数料無しで払いもどしをすると発表した。

　無料払い戻しの対象となるのは16日の始発列車からで、対象線区は総武本線（千葉～銚子間）▽成田線 （佐倉～銚子間）▽成田線 （成田～成田空港間）▽成田線 （成田～我孫子間）▽外房線 （千葉～安房鴨川間）▽内房線 （蘇我～安房鴨川間）▽久留里線（木更津～上総亀山間）▽鹿島線 （佐原～鹿島神宮間）▽東金線 （大網～成東間）。
　
　また、埼玉県内私鉄各線は、西武線、東武線とも、台風7号の影響で列車に遅れや運休が発生する場合があるとし、気象予報や運行情報を確認のうえ、時間に余裕を持って利用するよう呼びかけている。
　
　埼玉に関する気象庁の15日午前5時の予報では、台風7号の影響で16日夕方から17日にかけ、県南部、北部、秩父地方で大雨、暴風警報を発表する可能性があるとしている。
　
 =埼玉新聞WEB版=