第11管区海上保安本部(那覇)は15日、沖縄県・尖閣諸島周辺で14日に領海侵入した中国海警局の船2隻が、15日午後0時25分ごろ、相次いで領海外側の接続水域に出たと発表した。2隻は日本漁船の動きに合わせ、領海内を航行していた。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年33日目。
11管によると、2隻は14日午前8時10分ごろから相次いで領海に侵入した。いずれも機関砲のようなものを搭載しており、領海から出るよう巡視船が要求していた。
接続水域では、機関砲のようなものを搭載した別の中国船2隻も確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは19日連続。