坂口元厚労相が第三者精子提供 「成功しない」と依頼され
2024/08/17/17:18
夫以外の第三者から提供を受けた精子で人工授精する不妊治療(AID)で、元厚生労働相の坂口力氏(90)が17日までに共同通信のインタビューに応じ、三重県立大(現・三重大)の医学部生だった1950年代に「一度精子提供した。『ほとんど(妊娠に)成功しないから』と産婦人科から頼まれた」と当時の経緯を証言した。実名での提供証言は極めて珍しく、専門家は「国内では初めてではないか」としている。