JR中央・総武線と、直通運転する東京メトロ東西線で16日、電車のパンタグラフが破損した一連のトラブルで、車両基地の架線の部品が壊れており、パンタグラフに引っかかって破損させたとみられることが19日、JR東日本への取材で分かった。
東京メトロ東西線では16日朝、原木中山―西船橋間を走行中の電車のパンタグラフが壊れ、部品が高架橋から道路に落下。JR中央・総武線では同日昼、三鷹駅を出発した電車のパンタグラフ付近から火花が出るなどした。
JR東によると、ともに三鷹駅近くの車両基地を出発しており、基地内に設置された架線のつなぎ目の部品が破損していたことが分かった。