川売伝統の梅干しつなぐ 高齢、法改正で販売断念も
2024/08/20/05:33
一帯に梅園が広がり、「にほんの里100選」に数えられる愛知県新城市の川売地区で、伝統の味として親しまれた各農家の自家製梅干しが危機にひんしている。農家の高齢化に、漬物製造業を許可制とした食品衛生法改正が追い打ちをかけ、販売が困難に。同県豊橋市の大江晃正さん(48)は「昔ながらの梅干しを次世代へつなぎたい」と再興に奮起する。