男性自殺か…西武新宿線で死亡事故、電車迫る踏切で線路上に立っていた 20~30代 最大58分の遅れ
2021/09/06/00:00
4日午後8時ごろ、狭山市沢、西武新宿線新狭山―狭山市間の踏切で、男性が本川越発西武新宿行き上り普通列車(8両編成)にひかれ、全身を強く打って死亡した。狭山署は身元の確認を急ぐとともに、現場の状況などから自殺の可能性が高いとみて詳しい原因を調べている。
西武鉄道によると、同線は本川越―新所沢間の運転を一時見合わせ、午後8時50分ごろ再開した。後続は上下21本が運休、最大58分遅れ、乗客約5千人に影響が出た。同署によると、男性は所持品などから20代~30代とみられる。男性が遮断機の下りた踏切に進入し、線路上に立っているのを運転士が発見し、急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。