【ジュネーブ共同】核兵器廃絶を訴える日本の「高校生平和大使」らが20日、軍縮会議が開かれているスイス西部ジュネーブにある国連欧州本部を訪れ、約1年間で全国から9万6428筆を集めた反核署名の目録などを軍縮部に提出した。軍縮会議も傍聴した。今年の平和大使は17都道府県から23人が選ばれた。
傍聴後、長崎県立長崎東高2年の津田凜さん(16)は「いろいろな国が世界の安全保障について、それぞれの意見を言っていた。自分と異なる視点から見る必要があると思った」と話した。
一行は19日にジュネーブに着き、軍縮会議日本政府代表部の市川とみ子大使らと面談した。