埼玉新聞

 

埼玉県立高校の共学化 男女共同参画苦情処理委員の勧告から1年 県教委の回答期限は今月末 県内137校のうち男子校は5校、女子校は7校 22年前にも共学化の勧告、賛否巡り大きな論争に 当時の県教委は「当面は別学維持」の判断

  • 依田英樹高校改革統括監(右から3人目)に意見書などを手渡す県立男女別学高校の保護者代表ら=5月30日、県庁

    依田英樹高校改革統括監(右から3人目)に意見書などを手渡す県立男女別学高校の保護者代表ら=5月30日、県庁

  • 依田英樹高校改革統括監(右から3人目)に意見書などを手渡す県立男女別学高校の保護者代表ら=5月30日、県庁

 「男女別学の県立高校は早期に共学化されるべき」―。昨年8月、埼玉県男女共同参画苦情処理委員の勧告から1年。県教育委員会の回答期限が今月末に迫っている。これまで県教委は別学や共学の関係者に意見を聴いたり、中高生にアンケートで意見を募ってきた。伝統の維持などを求める在校生や卒業生らの反対の声が大きい中、県教委は勧告にどう回答するのか、判断の行方に注目が集まっている。

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