21日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日の米国市場で主要な株価指数がそろって下げた流れを引き継ぎ、売り注文が優勢となった。下げ幅は一時400円を超えた。
午前終値は前日終値比257円57銭安の3万7805円35銭。東証株価指数(TOPIX)は15・25ポイント安の2655・29。
20日に米国のダウ工業株30種平均などが下落し、東京市場の重荷となった。外国為替市場の円相場が1ドル=145円台の円高ドル安基調となったのも逆風だった。自動車など主力の輸出関連株が売られ、相場全体を下押しした。