東電、原発デブリ初採取を中断 福島県「人為的、初歩的ミス」
2024/08/22/07:40
東京電力は22日、福島第1原発2号機で溶融核燃料(デブリ)の取り出しに向けた準備作業を開始したが、約1時間半で中断した。回収装置を押し込むパイプの取り付け順を間違えていたという。作業再開の時期は未定。廃炉の最難関とされ、2011年3月の事故後初めてのデブリ採取は、スタートラインの手前でつまずいた。