埼玉新聞

 

辺野古移設の土砂、運搬を再開 「対策講じた」と沖縄防衛局

  •  抗議の声が上がる中で再開された、埋め立て用土砂の運搬作業=22日午前、沖縄県名護市

     抗議の声が上がる中で再開された、埋め立て用土砂の運搬作業=22日午前、沖縄県名護市

  •  抗議の声が上がる中で再開された、埋め立て用土砂の運搬作業=22日午前、沖縄県名護市

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、抗議していた人らがダンプカーにひかれて死傷した事故を受け、政府が中止した埋め立て用土砂の運搬作業が22日、名護市で再開された。県によると、防衛省沖縄防衛局から21日に「対策を講じた上で再開する」と連絡があった。

 午前7時ごろ、ダンプの土砂を積み降ろしする作業場となっている名護市の安和桟橋では、歩道をふさぐように40人以上の警備員が整列。抗議する市民らを通さないよう、オレンジ色のネットを広げてバリケードをつくるなどした。

 歩道付近では「辺野古新基地NO」と大書されたプラカードを市民らが掲げたが、県警機動隊に排除された。

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