留萌沖の三船遭難、船体状況判明 遺骨収集の進展期待
2024/08/22/17:08
終戦直後、南樺太(現ロシア領サハリン南部)からの引き揚げ船3隻が北海道・留萌沖で攻撃されて約1700人が死亡・行方不明となった「三船遭難事件」を巡り、今も海底に沈む2隻の立体図がソナー調査を基に作成された。一般社団法人「ラ・プロンジェ深海工学会」(長崎県五島市)の代表理事で東京大の浦環名誉教授(海中ロボット学)らのグループが実施したもので、浦氏が22日、留萌市で営まれた遺族会主催の慰霊祭で報告した。