能登の倒壊ビル、年内解体は困難 原因究明へ現地調査先行
2024/08/22/21:02
元日の能登半島地震で倒壊し、横倒しのままとなっている石川県輪島市の7階建てビルについて、市による公費解体の年内着手が難しい見通しであることが22日、関係者への取材で分かった。大規模火災が起きた「輪島朝市」近くに位置するビル周辺は小学生の通学路となっており、安全性の確保が急務。解体に先立ち、倒壊原因を究明するための現地調査が近く実施され、年内いっぱいかかる見込みという。