11日午前7時ごろ、川口市東領家5丁目の県道で、自転車に乗っていた同市元郷、山田真子さん（75）がコンクリートミキサー車にはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。

　川口署は同日、自動車運転処罰法違反（過失致傷）の疑いで、コンクリートミキサー車を運転していた同市川口、会社員の男（50）を現行犯逮捕。容疑を同致死に切り替え、詳しく調べる。

　同署によると、男が運転するコンクリートミキサー車が会社の駐車場から県道に出る際、すぐそばにある横断歩道を自転車で渡っていた山田さんと衝突。近くで事故を目撃した同僚の男性が119番した。男は「衝突するまで女性に気が付かなかった」と容疑を認めているという。