名古屋市の東山動植物園で23日、コモドオオトカゲ「タロウ」の一般公開が始まった。世界最大級のトカゲで、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種に指定されている。国内では唯一の展示。
タロウを見に来た人には記念のステッカーを配布。コモドオオトカゲに関するクイズも出題され、答えるとポストカードがもらえる。
園によると、コモドオオトカゲはインドネシアに生息。イノシシやシカなどの哺乳類を捕食し、大きいと体長3メートル以上、体重は160キロを超えることもある。タロウは体長約2・7メートル、体重約50キロの雄で、7月にシンガポール動物園から迎え入れた。