東京・銀座のシンボルの一つとして知られたソニービルの跡地にソニーが建設していた新しいビルが完成し、23日に報道陣に公開された。名称は「銀座ソニーパーク」で2025年1月に開業する予定。イベントスペースなどとして貸し出し、ソニーブランドを発信する場として利用する。
新ビルは地上5階、地下4階で、延べ床面積約4390平方メートル。「銀座の公園」をイメージし、吹き抜けなどの開放的な空間を多くつくった。地下階の一部にソニービルの壁も残した。
ソニービルは、ソニー創業者の一人である盛田昭夫氏の「銀座の玄関として、有意義な建物を建築すべきだ」との考えから1966年に開業した。