北海道函館市で23日、北欧発祥のスポーツ「モルック」の世界大会が始まった。地面に置かれた12本の木製ピンをめがけて木の棒を投げ、倒した本数などが得点となる競技で、国内外から約670チーム、計約3300人が参加。24日に予選、25日は決勝トーナメントが実施され優勝を争う。
午後6時過ぎに開会式が行われ、日本モルック協会の八ツ賀秀一代表理事は「多くの人が集まってくれてうれしい。何より楽しむことが大事」とあいさつした。
開会式に先立ち13チームによる国別対抗戦も行われ、フィンランドがオーストラリアとの熱戦を制して優勝すると、見物客から歓声が上がった。