県は10日、13歳の少女にみだらな行為をしたとして、県さいたま県土整備事務局の主任（45）を懲戒免職にしたと発表した。

　県人事課によると、主任は4月1～2日、会員制交流サイト（SNS）で知り合った13歳の少女に静岡県内のホテルで淫行したとして、7月5日に静岡県青少年環境整備条例違反の容疑で警視庁に逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けた。事件当日も含めて8・5日間、無断欠勤もしていた。主任は「少女と会えることに気分が高揚していた」と話したという。

　また、県は電車内で盗撮したとして、県熊谷建築安全センターの男性技師（23）を停職1カ月の懲戒処分にした。

　男性技師は6月、通勤途中の電車内で向かいの座席に座っていた女子高校生のスカート内をスマートフォンで撮影、8月30日に県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検された。男性技師は以前にも4回盗撮していたという。