福島第1原発処理水放出から1年 首相視察、中国は水産物禁輸継続
2024/08/24/12:37
東京電力福島第1原発の処理水海洋放出が始まってから24日で1年となった。周辺海域のモニタリング(監視)で海水などに異常は確認されていない。中国は「核汚染水」と呼んで反発し、日本産水産物の全面的な輸入停止措置を継続している。日本政府は即時撤廃を求めるが応じる見通しは立っておらず、水産業は厳しい状況が続く。岸田文雄首相は24日、放出の影響を聞き取るため、福島県いわき市の小名浜魚市場を視察した。