退校処分…トランプした消防士、現金を賭けていた 消防学校で研修中、寮の4人部屋で…ほかにもゲームに参加したのは8人、謹慎処分に 採用2、3年目の20~24歳 通報あり発覚 1人だけ退校処分になった理由は
2024/08/24/14:43
県は23日、県消防学校(鴻巣市袋)の寮内で現金を賭けてトランプゲームを行ったとして、県内の消防本部が採用した消防職員を対象とする第149期初任教育課程で研修中の消防士9人に対し、校則に基づく処分を行った。
処分を受けた消防士は採用後2、3年目の20~24歳。周囲への影響が大きかった1人を退校処分、8人を3~15日間の謹慎処分とした。所属消防本部と人数は川口市消防局3、さいたま市消防局1、川越地区消防局1、西部消防局1、県南西部消防局1、東部消防組合消防局2。
県消防学校によると、7月19日に校内で違法行為が行われているとの通報があり、聞き取り調査を実施。2~6人が4人部屋に集まり、週に3日程度の頻度で1回100円から千円を賭け、最大5千円の授受があったという。