日本が主導し、アフリカの経済発展を巡り議論するアフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合が24日、東京で開幕した。議長を務める上川陽子外相は開会式で「アフリカの持続可能な未来の実現を目指し、共に課題解決に挑戦する」と強調。来年8月に横浜市で開催する首脳級の第9回TICADに向けた協力を推進する考えを示した。
閣僚会合は25日までの日程で約50カ国が参加する。上川氏は保健、教育、気候変動、食料問題などの社会課題を挙げ「日本とアフリカから世界に発信する革新的な解決策を積み上げていきたい」と語った。
24日は(1)社会(2)平和と安定―を議題にセッションを実施した。