埼玉新聞

 

ボーイング宇宙船、有人帰還断念 機体不調、飛行士は2月に地球へ

  •  国際宇宙ステーションに係留中のスターライナー(NASA提供・共同)

     国際宇宙ステーションに係留中のスターライナー(NASA提供・共同)

  •  国際宇宙ステーションに係留中のスターライナー(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は24日、国際宇宙ステーション(ISS)に係留しているボーイングの新宇宙船スターライナーについて、有人での飛行試験続行を断念すると発表した。機体の不具合により、飛行士の帰路の安全が確保できないと判断した。試験は往復10日間の予定だったが、飛行士の滞在を8カ月に延長し、実績のあるスペースXの宇宙船で来年2月に帰還させる。スターライナーは来月にも無人で戻す。

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