埼玉新聞

 

旧川口そごうビル再開業へ 来春、100店舗入る商業施設に 三井不動産が発表 21年2月末に閉店、旧そごうの特徴の大時計や大理石は残し「活気あるまちづくりに貢献」

  • 「(仮称)川口駅前商業施設計画」外観リニューアル イメージ(三井不動産提供)

    「(仮称)川口駅前商業施設計画」外観リニューアル イメージ(三井不動産提供)

  • 「(仮称)川口駅前商業施設計画」外観リニューアル イメージ(三井不動産提供)

 三井不動産(東京都中央区)はJR川口駅東口の旧川口そごうビルについて、来年春、約100店舗が入る商業施設として再開業させることを目指し、今月、計画に着工したと発表した。

 川口そごうは駅東口再開発ビルのキーテナントとして1991年10月に開店。ビルは地上11階、地下2階建てで川口駅とペデストリアンデッキで直結している。

 21年2月末に川口そごうは閉店。23年9月には、跡地の所有権がそごう・西武から三井不動産に売却される方針が示され、同11月には川口市と三井不動産などの間で、旧そごうビルの利活用と川口駅周辺全体におけるまちづくりの推進を目的に「川口駅周辺まちづくりに関する連携協定」が締結されていた。

 三井不動産によると、施設リニューアルに際しては、川口そごうの特徴である大時計や大理石などを残し、アパレル、コスメ、生活必需品、生鮮、スイーツほかグルメ店舗など約100店が開店する予定という。同社は「駅前地区のさらなる利便性とにぎわいを向上させ、活気あるまちづくりに貢献する」としている。

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