札幌市中心部で25日、北海道マラソンが開催された。事務局によると、国内で唯一夏に行われる本格的なフルマラソンの大会で、気温30度に迫る中、約1万8千人がゴールを目指した。折り返し付近には体を冷やすための雪が3トン用意された。
気象庁によると、気温はスタートの午前8時半時点で23・9度。正午過ぎに28・9度まで上昇した。
男子は富士通の中村匠吾選手(31)、女子はルートインホテルズのパウリンカベケ・カムル選手(29)が優勝した。
昨年は30度を超え、熱中症などの症状で病院に運ばれる人が出たため、事務局は給水所を増やすなどの対策を取った。