宇都宮市と栃木県芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは25日、市内で開かれた開業1周年記念イベントで、1年間の利用者数が当初予測を約2割上回る約475万人に達する見込みだと明らかにした。
イベントは同社や市などでつくる実行委員会が主催し、路線の起点となるJR宇都宮駅の東口広場には市民や関係者らが集まった。タレントのみやぞんさんと地元の子どもたちが「出発進行」と合図をすると、記念列車が停留場から走り出し、手を振って見送った。
終了後、佐藤栄一市長は「日常生活の足になり、市外の多くの人に利用してもらって感無量だ」と語った。