【イスラマバード共同】パキスタンで25日、バスが道路脇の斜面に転落する事故が2件相次ぎ、地元メディアなどによると計36人が死亡した。
中部パンジャブ州ラワルピンディに向かっていたバスの事故では、少なくとも25人が死亡した。
南西部バルチスタン州でもイスラム教の巡礼者を乗せたバスの事故が起き、少なくとも11人が死亡、30人以上が負傷した。バスは隣国イランとの国境を通ってパキスタンに戻ってきたという。
パキスタンでは整備状態の悪い道路や車が多く、スピードの出し過ぎも横行し多数が死傷する事故が頻繁に起きている。